論文・書籍
放射線被ばくと子孫の性比の関係性を示す論文が掲載されました。

学術雑誌「Annals of Work Exposures and Health」に、石井賢医師が責任著者を務める「Association of occupational testicular radiation exposure with offspring sex ratio
(職業上の精巣放射線被曝と子孫の性比との関連性)」が掲載されました。
本論文では、男性の脊椎外科医209名を対象に、精巣への放射線被曝と子の性比の関連性を調査しています。
結果として、高被曝群では女児の割合がおよそ1.3倍高く、被曝しやすい姿勢にある場合はさらにリスクが上昇することがわかりました。
この結果から、医療従事者に対する適切な放射線防護の必要性が示唆されました。
脊椎外科の領域では、最小侵襲脊椎治療の概念が発展していますが、手術中の放射線被ばくに対する懸念も指摘されています。
石井賢医師は、最小侵襲脊椎治療の普及・発展のために、医療安全に関する研究にも貢献されています。
論文の詳細はこちら▼
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40119824/
最小侵襲脊椎治療に関する詳しい情報は、下記URLもご参照ください。
https://ken-ishii.com/blog/detail/?id=65